最近またプロ野球を観る機会が増えている。メジャーに流出する選手が増え、ボールの質も変わり投高打低の傾向になってはいるのだが、それでもダイナミックなプレーも多くて、人気選手でなくとも見ていて面白い部分はある。
昔と比べても、男臭い選手は減って、チャーミングな感じの選手が増えている。世代もそれだけ変わってきているということだろう。大谷翔平の例を挙げるまでもなく、全体的なレベルは底上げされているし、土台となるフィジカルな部分は年々強化されている。
果たしていまの子どもたちからみればどういうところに面白さを感じるのだろうか。大人になれば、ベテラン選手の歩みに人生を重ね合わせたり、長いシーズンのなかでの采配や調子の浮き沈みに一喜一憂したりもするのだが、子どもたちはもっとシンプルに、身体能力や打球、投球のすごさに憧れたりするのだろうか。
いよいよ交流戦も終わり、真夏の戦いに突入する。