個性的な経営者と面談。世間狭しと言えど、いろんなタイプの人たちがよくもまあいるものだと思う。人生は壮大な暇つぶしとも言え、仕事や事業などというものはもっと気楽にやればよいものなのかもしれない。
企業理念やクレドがますます大切な世の中になってきてはいるものの、そういったものがなくとも順調に事業を伸ばしている会社もある。自分のやることに意味を持たせすぎるのも考えものである。大切なのはカッコをつけすぎないことであり、ものごとの要諦をしっかり押さえておく、油断をしたりみくびったりしないことである。
自分のやり方が唯一無二の正解のように思わないことも大切なことである。とかく人は、自分が育ってきた環境こそが普遍的で、横展開できるものとして考えがち(特に成功体験などがあるとなおさらである)であるが、結局のところは成功のパターンは十人十色である。逆に失敗のパターンはある程度似通っている。
多様な人、事業のパターンを知ることが豊かな発想の根源となる。