平穏。

新年1日目は穏やかに地元で過ごす。年末年始と言えばきまって大阪に帰省することが多かったのだが、Covidを機にその習慣も途絶してしまった。次の年末年始はもしかしたら最後の正月を大阪で迎えることになるのかもしれない。少しずつ、家族の形も変わっていく。願わくばそれが、急に否応なく変化を迫られるものでなく、自分たちで判断して前に進められた結果のものであってほしい。

天気も良く暖かな日。のんびりと公園で遊んだりしても時間は余るので、久しぶりに写真の整理などもしてしまった。思えばこういうことをするのも3年ぶりのことだ。少しずつ、いろんなことが正常化に戻っていることを感じる。

とはいえ、Covidによる死者数も、おそらくは(顕在化していないものも含めた)感染者数も過去最高を記録しているのもまた事実である。日本もここにきてCovidとの共存に舵を切ったのだろう。それが良いことなのか、まだよくはわからない。今年はまたいろんなことの答え合わせが行われていく年になるのだろう。そして、不景気がやってくることも間違いない。

大きな船が沈んでしまうような嵐でも、木の葉のような小舟は沈むことはない、という言葉を久しぶりに思い出している。なんだってこい、という心境である。