冬のゴールデンタイム。

クリスマスも終わり、いよいよ年越しへのカウントダウン。最後の日曜日もいつも通り身体を動かして終わる。肉体的には疲れるし、この時期は寒さもあいまって消耗するのだけど、楽ばっかりしていたこれまでの生活とは今年で決別すると決めたのだから、前向きにやるのみである。

朝方はもちろん冷え込むのだけど、太陽の光は元気よく差し込んできて、空気も張りつめていて気持ちが良い。着込んでいるので、夢中で身体を動かしていると下着が少し汗ばんでくる感じがする。冬に屋外で汗をかくなんて、昔々の頃に山に登っていた以来で新鮮な気持ちになる。

昼食も外で摂る。身体を動かした後に温かいものを口にするとまた体がぽかぽかしてきて、上着を一枚脱ぐ。太陽は冬とは思えないほどの強さで公園を温めて、まるで春が来たかのようだ。ひどく眠くなる。

午後もその余韻で身体もほぐれ、時に汗ばむほどなのだが、15時を過ぎるとこの季節はぐっと冷え込んでくる。また上着を着こみ、それでも風が吹いてくると身が縮こまる。冬のゴールデンタイムはかくも短く、あっという間に太陽が西の空に沈んでいく。こんな日を繰り返して、今年も暮れてゆく。