師走と。

さあさあ、12月のオープニングである。去年のいまごろも、いよいよ12月だ、などという節目の思いを抱いて迎えた記憶があるが、今年はまた格別の感慨がある。きっと1日いちにちがまたたくまに過ぎていくのだろうが、ひとつひとつ丁寧にやり過ごして、大晦日を迎えたい。街はインバウンド受け入れがまだ本格化していないにもかかわらず、押し合いへし合いである。あまり消耗してしまわないように、スケジュールもコントロールしていきたい。

 

★★★

 

今年もいろいろあったが、なによりも人づきあいがかなり変わった1年であった。いままでの自分であれば、長年付き合った人との関係を断ち切ることに躊躇してしまっていたのが、それが今年はかなり消え去ったと思う。

 

年月が経てば、人は変わる。誰しも、個人差はあれども、適切なタイミングで一線を退くことは、なによりも致命的なミスを犯さないために必要なことである。昔は、家督を譲る、という言葉があったが、理にかなっていたのだろうなと思う。