豪快な経営者の方と会食。なんと同窓ということが発覚する。なんともレアな邂逅なのである。これもなにかの縁と言うほかない。
大阪の空気感があんまり好きでなくて、18歳のときに大阪を出て関東に行くことを選んだのだが、気づけば大阪で仕事をする機会がコンスタントに発現してから、もう15年近くが経過している。大阪の商売人たちの独特な間合いがやっぱり好きなのである。とはいえ、その世界にどっぷりと浸かるのはしんどいので、ヒット&アウェイでもうしばらくは進むのかもしれない。
なにかとスマートな世の中になってきている。それとともに大阪のビジネス環境も苦しくなってきている。大阪にとって、この数十年は逆風の連続で、すっかりと都市としての足腰も弱くなってきまった。しかしながら、いまこのタイミングが、ターニングポイントなのかもしれない、という根拠のない予感がある。
波があり、また時代は繰り返す。局面の展開が加速していく足音が聞こえる。