晩秋の球音。

息子の野球の大会、優勝。息子自身は準決勝、決勝とは出場しなかったものの、良い試合だった。いよいよ来年はメインを張って出場することになると思うと、気の引き締まる思いである。

 

もう冬の到来を思わせるような寒空、時折小雨も降るなかで、それでも熱気のある試合だった。相手も良い投手だったが、そこからよく打った。試合を戦っていくことを通して、みんなが成長していっている、ということがファインダー越しによく分かった。

 

試合終了とともに雨が強くなってきた。ハンディカムをしまい、だるい身体に鞭を打って撤収作業をする。また、来年の春までしばしの小休止ということになる。冬の間にしっかりと根を張るような練習ができるだろうか。

 

6月に本格的にはじめてから半年弱、まだまだではあるけれども、それでもずいぶんと成長できたなとは思う。これからも、伸びやかに野球を楽しんでくれたら、と願う。