ネクラ。

きょうも地縁のある茨城方面へ。この地でいろいろとやらせてもらえていることにはまことに感謝である。見慣れた風景が、また違ったものとして捉えられるようになってきた。

 

ふと、20年前にはよく「根暗(ネクラ)」という言葉がよく使われていたな、ということを思い出した。かくいう自分も完全に根暗なタイプの人間である。こんなブログを10数年も人知れず続けていること自体が根暗レベル100と言ってもいいと思う。

 

あの頃、根暗という言葉は確実にネガティブなニュアンス、または自虐の意味で使われていた。ということは、底抜けに明るいことが善のイメージで無邪気に捉えられていた、ということだ。たとえば、LGBTQに対する反応も芳しいものではなかったし、モテる、ということに対する渇望もかなりのものがあった。20年前のクリスマスに対する意気込み、あれはなんだったんだろう。

 

ずいぶんと時代は変わったな、と思う。案外いまも、悪くない時代なのかもしれない。