宵越しの銭。

きょうから国境が開き、インバウンド受け入れが事実上再開する。諸外国からみればこの国はどう映るのだろうか。果たして宿泊業界は濡れ手で粟になるのだろうか、諸々のサービス業の単価は上がっていくのだろうか。

 

おりしも、ロシアとウクライナの戦争は最終局面に入っている。ロシアがなりふり構わぬ攻撃に出ており、戦略核の使用の可能性もだんだん上がってきている。国際社会はどう対応するだろうか、ロシアという国が自壊するのはほぼ確定的になってきているが、世界はいったいぜんたいどのような巻き添えを食らうことになるだろうか。

 

あれこれ考えてもキリがないので、ひとまずは毎日を楽しく生きられることにフォーカスする、もっと言えば、宵越しの銭は持たぬ精神でいるのが、いまの時代に必要とされる心の持ちようなのかもしれない。むやみに生かされ続けて、辛く苦しい人生を送るよりも、パッと咲いて散る、そのくらいの気概でいなければ、狂ってしまいそうになる。