ふと、18年前に起こったことを思い出した。本当になんだったんだろう。ショッキングなことでもあり、どこか別のところから俯瞰している自分もいたりする。どうやってあの時のイベントを乗り切ったのか、いまから振り返ってもよく覚えていない。
人生というのはそんなものなのかもしれない。のんびりと傍観者ヅラして過ごせるような時間はほとんどなくて、休まずに無我夢中で動いて、後から振り返って、ああこんな足跡がついていたのか、と思い返すくらいでちょうどいいのかもしれない。
もしかしたら、何十年も経って、あの日あの時のできごとには意味があったのだ、と気づく日がくるのかもしれないな、という思いがふとここ数日湧き上がっている。否、引き寄せの法則という言葉はあまり好きではないが、そう思うからこそ、思念が現実化することもあるのかもしれない。
いまもまた、無我夢中のさなかにあるので、もう少しひと息つけるようになってからだろうか。人生はここからまた何度でもハイライトがやってくる、と思えば、楽しいものである。