雨の土曜日。

土曜は、まる1日雨が降って、さすがに今日は練習はないだろう、という日だったが、練習はあった。小学校のピロティーを活用しての練習である。ラダーを使ったり、普段はじっくり時間をかけてやることのない投内連携、逆シングル、スナップスローなどむしろ晴れの時よりも密度の濃い練習ができていたかもしれない。工夫しだいで、いろいろ鍛錬をすることはできるんだなあ、と感心する。


息子はいまだ野球自体にはそこまで興味を持っていない感じなのだが、少しずつプレーの面白さは感じてきているように見える。なによりも、お兄さんたちに可愛がってもらっている。いい子たちに囲まれているなあ、と感じる。このまま、まっすぐに育っていってほしい。


小さい頃からそこまでスポーツに多くの時間を割かなくともよいじゃないか、という考え方もある。それもひとつだとは思うけれども、やっぱり長い時間を投じてみないと分からない、実感できないものもあるのは確かである。そして、腰を据えてスポーツに向き合えるのは、この時代となってはもはや小学生の間くらいなのではないか、とも思っている。