この場所で。

きょうもまた楽しい話をたくさんして、遅くまでオフィスに詰めて帰路につく。労働時間やこなすタスクの量だけ考えれば大変なのだが、疲れているという実感はないし、ストレスもほとんどない。なんで自分だけこんなに突出して働かねばならぬのだ、という感情も湧いてこない。


純粋に、自分のやりたい仕事ができているからこそだと思う。こればっかりは、運命に感謝しなければならない。このまま行けるところまで突っ走るしかない。


振り返れば、あまりに長く下積み期間、助走期間をとってしまったものだと思う。約5年くらいになるだろうか。いったんはいろいろとやりきったな、と思ったところから、リハビリをしたり、次へのつなぎ、準備期間だと割り切って過ごしたり、という時間を経て、ようやくたどり着いた場所。強く思い続けることで、たどり着けた場所だ。


子どもも相応に大きくなり、自分自身めいっぱいやれる環境も整ってきた。いまがむしゃらにチャレンジしなければ、このあとの人生でいつ頑張るんだ、というタイミングでもあると思う。機は熟している。