注意散漫力。

ここ1-2年くらいで、仕事でお客さまと面談するときにもパソコンを開くことが一般的になった。少し前まではとあるWebサイトの保守管理などもしていたので、なるたけリアルタイムで対応すべきことも多く、お客さまと面談をしながら、手元ではトラブル対応や問い合わせ対応をする、などというよろしくないやり方をしていたこともあった。これは本当によくないことだとは自覚している。


たとえば、5人くらいで面談をしていて、自分がほとんど発言しないターンにあるときは、そのようなことをしていても許されるのではないかとは思う。しかしながら、2人きりで面談しているときにそのような対応をしてしまうのはやはり失礼なのだろうし、面談の質が下がる。


SNSにハマってしまうのも同じようなものなのだろう。本来は、目の前の人との会話や、目の前にある景色に没頭すべきなのに、スマートフォンの向こうの世界に意識を奪われてしまうのは機会損失であると言うほかない。ここ10年以上惰性で続いてきたSNSとの付き合い方もそろそろ考えなおしたほうがよいのかも、と思いはじめている。