戦争の記憶。

戦争がはじまった。いまのところはあっという間にロシアの制圧が完了しそうである。小学2年生の夏に湾岸戦争があって、授業を中断して教室のテレビでニュースを見たことを思い出した。


欧州はパイプラインを止められ日和ってしまっている。米国は世界の警察官としての面影を消してしまい、口先介入以上のことはできなさそうだ。中国はロシアの行動を支持している。日本は、、なにかをやっているフリをしようと一生懸命に見える。


口だけで戦争反対とならいくらでも言える。軽蔑することもいくらでも言える。では、実際に相手を抑止させるにはどうすればよいのか?結局どうするべきだったのか?が問われている。


ウクライナの一部地域に手を回して独立させ、それを承認することを口実に軍事行動を開始する。日本が満州国のときに行ったような古典的な手口を、2022年になって再度目にするとは思わなかった。ロシアがこの手口を使い、侵攻の正当性を主張するのならば、きっとまた同じ光景を別の地域でも目にすることになるだろう。ナイーブな議論はしても意味がない。