立ち続ける。

ふと気づいて自宅にある過去10年分くらいのノートを読み始めると、止まらなくなって4時間くらいがあっという間に過ぎていく。この場所での日記とはまた別の、自分にとっては大切なログノートだ。


振り返ると、ここ6-7年くらいは、自分の好きなことを仕事にしていたんだなあ、としみじみ思う。誰かから指示されてやる仕事でなくて、自分で創り出す仕事。その水準感はけして高いものではないけれども、自分なりに愛着があって、変な徒労感もない。


去年だけは、あえてのチャレンジで、なじみのないことに取り組んで悪戦苦闘もしたけれども、その経験のおかげで見えたこともある。必要な経験、時間だったと思う。そして、挫折や失敗もあったけど、その分素晴らしい出会いにも恵まれていることには感謝したい。


ここから10年、どんなストーリーをノートに書きつけていくか、想像するだけでもワクワクする。自分にしかできないことはなんだろうかと意識してこれからもやっていきたい。そうしてなにがあっても、リングに最後まで立ち続けた者が、勝者なんだと自分に言い聞かせる。