3,000。

3,000記事の節目。


いったんきょうで筆を置きたい、と思っていたのだが、もう少しアディショナルタイムをもらおうと思う。前身のはてなダイアリー、そしてはてなブログと足掛け11年弱でのこの数字である。


別に数字に意味なんてない。もちろん、アクセス数も気にしていないし、コメントをもらおうとも考えていない。本当に自分のためだけに書いているものを、ほんのちょっとの出来心で公開状態にしているだけなのだ。


この期間のあいだ、Webの位置付けも、ブログを書くことの意味もずいぶん変わったと思う。いまだに書けないことも多いし、ブログが自由にものを書ける、発信できるツールというのも幻想だ。それでも、書き続けることにはかすかでも意味があるからこそ、こうやって毎日更新しているのだと思う。その意味がどんなものなのか、自分でも分からないし、深く掘り下げようとする気にもなれない。


もしかしたら、今後生活や心境の変化によって、書けなくなる日がくるのかもしれない。そうでなくとも、歳を重ねるにつれて、書けなくなってくるし、書き続けることが周りにとって害悪になることもあるのだろう。そうなったら静かに筆を置くまで、なんだと思う。