ものづくり。

最近、ものづくりの会社とよく面談することが多い。ものづくりといっても、町工場やバリバリの製造業というよりは、ノベルティであったり、雑貨小物だったりを作っている先が多くて、技術というよりはアイディアの掛け合わせで勝負している人が多い。


いまの世の中では起業といえば、すぐにwebサービスが想起されて、リアルな素材を用いてなにかを作る、ということは必ずしも主流ではないのだけれども、これからは一周まわってものづくり、それも大量生産大量消費というよりは、ニッチだけれども特定の層にはリーチする、というような企業が脚光を浴びていくのではないかな、と考えている。


そして、いまのものづくりの企業はみな、SDGsの概念を大切にしている。単なるトレンドでなく、真面目に自社のビジネスに取り入れている。自らのビジネスが、社会のなかでどのような意味を為すか、よほど金融業界などと比べてもしっかりと考え抜かれている。


残念ながら、いまの金融業界には優秀な人は少なくなってしまったし、日々勉強をしている人も少ないように感じる。他業界に謙虚に学ぶべきことは多いはずだ。