予言めいた。

ワクチンの接種はもう少し先になりそうである。職域接種は早くて来月の下旬から、住んでいる地域の接種もその頃になるだろう。ただこのペースでいけば、9月には人口の半数が二回接種を完了して、集団免疫に近い状態が完成するのかもしれない。


個人的には、早くワクチンを接種したいと焦る気持ちもなく、かといって忌避する気持ちもなく、自然に順番がくればそのときに打とう、という心持ちである。ここからは少し予言めいたことになるが、今後の展開は以下のどちらかになるのかなと思っている。


・晩秋までにある程度の接種は進むものの、変異株の流行は止まらず医療体制は圧迫され続け、緊急事態宣言もしくはそれに近い状態は今冬いっぱいは継続される

・抗体を媒介として感染拡大する変異株が生まれ、再び社会は混乱の渦中となる。一方でワクチンの効果は発揮され、接種者が重症化することは稀である


いずれもグッドシナリオともバッドシナリオとも言えない。いずれのシナリオにも感染拡大の度合いは上振れも下振れもあり得ると考えられる。行動制限が大幅に緩和されるほどの正常化はまだ遠いだろう。