感極まる。

会社で資料の整理をしているとふと、涙が出てきそうになった。この2年、大きな仕事もやり遂げたけれども、うまくいかないことのほうがやっぱり多くて、そういう思い出がどわっとひとかたまりになって押し寄せてきて、胸が詰まってしまった。


まだこの職場で働くつもりではあるけれども、いったん過去のことは全部捨てたつもりでいる。それはある意味では楽なことでもある。あるいは過去のことなど引きずらずいつも目の前のことだけに集中していたほうがいいのかもしれない。


こういうえもいわれぬ感情は、大切にしておこうと思う。無理に抑えてしまうでもなく、心のおもむくがままに流れさせておけばよい。そうした経験は必ず無駄にはならない。


いまは、新しいことにチャレンジしてみたくてうずうずしている。新しい人との出会いを前にして、自分自身が本来もっていた営業する力をもう一度試してみたい。澱んだ人間関係から脱皮して、新しいものを築いていきたい。早く自由に動き回れる日を心待ちにしている。