人口崩落。

あっという間に2月も最終週に入ろうとしている。年初からはじまった緊急事態宣言も2ヶ月近くになろうとしている。宣言以来感染者数は順調に減ってきたけれども、減少傾向に下げ止まりが見えてきた。1年以上になるCovidとの戦いは山あり谷あり、なにが正解というのは本当に分からないけれども、油断したり打ち手が間違っているとCovidにつけ込まれてしまうんだなあと。


感染封じ込めに成功している中国での2020年の出生数が前年から3割以上減っているという。トレンドでも減少傾向ではあるのだが、急落と言ってもいいくらいの状況である。GDPは偽ることができても、人口は偽ることができない。このトレンドはますます強まっていき、少子高齢化にしてもあっという間に日本を抜き去ってしまうだろう。Covidがどこまで影響しているのかはわからないが、2021年にどんな数字が出てくるのかすごく気になる。


東アジアの各国はもれなく数十年後には強烈な人口減少に見舞われる。中国はその強権で出生率を上げることはできるだろうか。