実態経済。

日経平均3万円を突破。わたしにはほとんど影響はない。正直なところポジションを取っていないことに忸怩たる思いはあるけれども、これもひとつの修行、おカネへの執着を捨てるいい機会だと思って淡々と過ごすように心がけている。


デジタルな存在である口座の残高を増やすことよりも、目の前に確かにある仕事に取り組み、人との結びつきを強めることにフォーカスしている。そして、なによりも自分が楽しいと思うことだけを選び、そうでないものは自然と遠ざけるようにしている。


欲を言えばきりがないけれども、ほんの小さなこともでも、あるがままの毎日でも充分自分は満たされるのだ、ということに気づく。もともとなかった物欲はさらに消えていった。枯れているといえばそうなのかもしれない。プライドや自分かわいさももっともっと小さくなれば良いと思う。


楽観的に毎日を生きながらも、常に最悪の事態が起こったとしても、自分の生活は揺るがないような手立てだけは済ませておく。なにがあっても、大丈夫。