成長の渦。

新年はじめての子どもの学童野球。もう1年半近くになるが、できれば小6最後まで続けてほしいなあと思う。子どもたちも親が務めるコーチのみなさんも人間的にに素晴らしいのだ。


学童野球の活動をしていて、ふと昔の感覚を思い出した。大学受験の頃からだったか、自分は進路やものごとを選び取るときに、客観的指標や外からの見映えではなく、その中にいる人が面白いか、その人たちと一緒に過ごして自分が成長できるものがあるか、という点をいつも判断基準にしていたな、ということだ。


18歳の頃から10数年間はその価値観に基づいて行動してきたように思うけど、30代を過ぎてから、打算的な行動が増えたと自覚する。好奇心は捨て去ったつもりはないし、なんにでも積極的に首を突っ込むようにはしているが、面白いかどうか、というよりも、経済的価値を生むかどうかにあまりにもフォーカスしすぎていたし、自分自身を成長させてくれる人のなかに飛び込むのを躊躇したり、成長させてくれない人とだらだらと付き合ったり、ということもあったと思う。自分自身の成長が止まっているのは、そのあたりにあるのかもしれない。