地力の差。

4年ぶりのクライマックスシリーズ1戦。初回のピンチをゲッツーでしのぎ、2回に安田のツーランで先制。この時点では、20052010の再来なるか?と心が湧きたった。その後も5回までは押し気味にゲームを進める。


しかしながら、ホークスの地力は凄まじかった。6回に守備の乱れもあって追いつかれると、そこからは流れが相手に行ってしまった。幾度となくクライマックスシリーズで辛酸を舐めたからこそ、ホークスはここまでの常勝軍団になり得たのだろう。マリーンズの勝ち運だけではいかんともしがたい実力差があった。


スコアこそ3-4だが、8回以降は勝てる気がしなかった。負けるべくして負けたという他ない。こうなってしまうと、残り3つのゲームをすべて取るのは至難の業に思えてくるが、それでも前を向いてひとつずつ勝ちを掴んでほしい。もう少し、野球を見ていたい。


そして、結果がどうであれ、もっと強くならなければならない、という意識をマリーンズ含め下位球団は持つべきだろう。あらためて、ホークスが頭ふたつくらい戦力として抜けていると感じさせられた、昨日の一戦であった。