陰陽統合。

人間ってすごい、という月並みなことを思っている。もしかすると、どのような人も、その人特有の特性を持って生まれているのかもしれない。そして大多数の人は、そのような特性を持ちながらも、実際の人生でその才能を真に生かしきらずに一生を終えていく人が多いのかもしれない、とも思う。


だからこそ、欠落している部分にばかりフォーカスするのでなく、みなそれぞれの抜きん出ている部分にもっとフォーカスすれば、世界はもっと良くなるんじゃないかと思う。もしかしたら、特段の才能を持たなかった僕も、他のもっと才能ある人たちをつなぐことくらいはできるのかもしれない、とも思いはじめている。


なんどもこの場所で言及してきたように、今年は「大吉」のおみくじを引きながらも、ろくなことのない年だった。それでも、悪いことの裏には良いことがくっついてくるものだ。陰も陽も一体、統合しあっているということを改めてしみじみと思う。悪いことがあったときには、こういうことがあった分、良いことも必ずやってくると思い込むくらいでちょうど良いのかもしれない。