瞬間睡眠。

なんとなくバタバタとしていて、最近は夜も寝るのが遅い。その割に朝は早く目が覚めるので、なかなか睡眠不足気味になっている。そうすると、朝夕の通勤の電車内で座っていると、うつらうつらとしてくる。


眠いけど、長時間眠るわけにはいかない、という時には、手元のiPhoneも閉じて潔く眼を閉じる。たとえ30秒でも60秒でも、すべての五感をシャットダウンすれば、頭が幾分かはスッキリする。


この超短期睡眠を身につけたのは、高校生の時だ。当時、一昼夜以上かけて歩き通す、という行事を運営していて、僕はその小隊長みたいな役回りをしていた。もちろん夜中も眠るわけにはいかなくて、よく道端に横たわってこの超短期睡眠を取っていた。


いまから振り返れば、高校生にしてはけっこう無茶なことをしていたなあと思う。いま親になってみれば、親も先生もよく放任してくれたものだ。いろんなことが積み重なって、いまの自分がある。


なにかとままらなぬことも多いけど、ここで歩みを止めずに、いま取り組んでいることがいつかまた繋がって花咲くと信じて、やりきるだけだ。