時間。

少年野球も4カ月ぶりに再開。グラウンドを所狭しと子どもたちか走り回る風景はやはり良いものだ。この週末はそれでもまだ涼しかったが、気候はすっかりと夏である。


チームの子どもたちも数ヶ月見ないうちに大きくなっている。男子三日会わざればなんとやら、である。世の中がどうなろうと子どもたちはすくすくと育つものだ。いや、育つことが阻まれてなるものか、と思う。


うちの息子も毎日見ている分にはさして成長していなさそうに見えるが、着実に大きくなり、そしてまともに運動できるようにはなっているようだ。まだまだ、みんなとワイワイやるのは楽しくとも、野球自体への興味はなかなか湧いてこないのだが、気長に続けてもらえれば良い。


少しずつ、元の日常が戻ってくる。時間こそが負った傷を癒してくれることも、身をもって実感している。人間は立ち直ることのできる生き物だし、どこまでも可能性を拡げられる生き物でもある。やらずに後悔するくらいなら、とことんやりたい放題にしてやる。