光。
ここ数日の流れを引き継ぎ、気持ちが落ち着かないのは変わらないのだが、最悪のところからは少し楽になった。家族友人知人にも相談させてもらった。こういうときに相談できる人がいるということはそれだけで本当にありがたい。1人だったらなにも考えられず自棄になっていたかもしれない。実際、1人の時間ができると落ち込んでしまうのは変わらないので。
そして日々の何気ない仕事や家族と過ごす時間がとてつもなく尊いものに思えてくる。1番大切にすべきものはなにか、いまになってやっと見えた。こういうことに気付けたことは不幸中の幸いなのかもしれない。
分かっているようで本当はなにも分かっていないことが多いことも改めて思い知らされた。そして自分自身のメンタルがやはり強くないことも、いざというときに堪えるだけの忍耐強さを持ち合わせていないこともよく分かった。むしろ、ここまで付け焼き刃でいろいろやりすぎていて、それがたまたまうまくいっていただけなのだろう。
とはいえ、守って守って守り続けることばかりをこれから考えていくこともしない。ファイティングポーズは下げるつもりはない。