紫のネクタイ。

昔からの友人と会う。彼もしっかりと持ち場で頑張り続けている人なので、話をしていて自分も背筋が伸びる。組織での出世を目指すことだけが仕事のモチベーション、という時代でもなくなったけれども、マネジメントの醍醐味を体感したい、という思いがある限りは、自分も上を目指すことを諦めてはいけないな、と再度確認するいい機会にもなった。


昔彼にもらったネクタイは今でも要所では大事に使っている。無形の力をもらっているのである。ぼくもその恩返しを彼にはしなければならないと思っている。そのためには、恩返しができるポジションまで、僕自身も駆け上がっていかねばならぬと思っている。


自分のために頑張る、というのはやっぱりどこかで限界がくる。こんにちの自分を作ってくれた周りの人のためにも、頑張らないといけないのだ、と改めて思っている。そして、駆け上がっていくために勝負できる時間帯はもうあまり長くないことも認識している。