盤石の勝利。

ラグビーワールドカップ。大一番のアイルランド戦であった。さすがにじっくりとテレビで観戦する。


前半はリードを許す展開だったが、じりじりとPGで追い上げるあたり、ムードは決して悪くなく、フィジカルでも負けていないことも見て取れた。後半ひと泡吹かせるぞという予感を抱かせて前半を折り返す。


後半がはじまっても、ボール支配率が高い。敵陣を割ることはできないまでも、じりじりと削る時間が長くなってきた。ますますなにか起こりそうな気配が高まってきた57分、一瞬の隙を突いて逆転トライ。コンバージョンも決まる。


直後、アイルランドも攻めが決まり、再逆転を覚悟したのだが、なんと日本が守りきる。このプレーがポイントだったと思う。ラスト10分は疲れもみえたアイルランドに対して終始日本のペースで、番狂わせというよりは盤石なゲーム運びだった。もう大金星とは呼ばなくてもよいだろう。


さてさて決勝トーナメント進出よりももう一段上の結果を望んでもいいものだろうか。どんどん面白くなってきた。