プール①。

お盆の入り口、三連休の中日、大きなプールへ。こういうわかりやすい夏のレジャー、意外とわが家では珍しい。


日も日なので、朝から大混雑。前乗りして開場1時間前に門の前に並び、開場とともにプールまでダッシュする。休憩スペースの場所取りのためである。プールに入る前からしっかりと日焼けしてしまう。


当然ながらプールは芋洗い状態、ウォータースライダーや滑り台も行列である。そんなことはわかりきっていたのだけど、こういうアトラクションのオペについても、日米だと大きな差がある。


米国のウォータースライダーの係員は、イスに座りながらだいたいは気怠るそうにスマホを覗き込んでいる。なんならガムも噛んでいる。もちろんなにかアクシデントが起こった場合はすぐに動くが、平常時はイスに座ったままで10秒ごとくらいにアゴだけ動かして「滑れ」と合図するか、小さな声で「go」とつぶやくくらいである。これに比べて日本では、上にも下にも係員がそれぞれスタンバイして、「これから1人滑ります!」などと上の係員が叫び、滑って着水して、そこからプールの外にあがるところまで見届けてから、下の係員が手を上げて合図をしてやっと、次の人が滑ることができるのである。おかげで列は遅々として進まない。(明日に続く)