日経。

日経新聞は社会人2年目には手放してしまったので、そこからは断片的にしか読んでいないのだが、ふと気になって今月頭からの何日分かに目を通してみた。情報自体は日々とっているので、目新しいこともないのだが、この時期ならではの、新社会人向けメッセージには、時代を移り変わりを覚えることも多く参考になる。とはいえ、今でも新社会人は日経新聞を読んでいるのかしら、とは疑問に思うのだが。


新社会人向けメッセージに、「今の時代大企業からキャリアをスタートしてもあまりメリットはない」などと書かれている。いや、大企業の新入社員以外でそもそも若者がこれを読んでいるのだろうか、などと苦笑いしてしまう。ほかにも、休日版などはヒマもお金もありそうなリタイア層向けの紙面構成になっていたりと、いろいろと矛盾を感じなくもない。


日経新聞の役割も、時代の移り変わりによって再定義されるべきなのだろうけれども、漸進的にでもそれは進んでいるのだろうか。