クラス替え。

先週から新年度の幼稚園がはじまっている。クラス替えは、僕も小中高とドキドキするイベントだったことを思い出す。


さすがにまだ特定のイヤな子が出てきていることはないだろうが、保育園はクラス分けするほどの大きなところでもなかったし、知らない子とまたイチから関係を築くのはストレスのかかることなのだろう、うちの息子もなんとなくグズっている日が続いている。昼すぎで帰宅というわけでもなく、夕方までお預かりだから疲れもひとしおであろう。そこはよく頑張っている。お家のなかではたくさん抱っこしてあげるのである。


時が来ればいつか、いやが応にも人間は社会の荒波にひとりで舟を漕ぎだしていかなければならない。いつまでも港にとどまり続ければそれはそれで問題にもなるし、背中を押し出さなければならない時もある。だからこそ、港にいるときくらいは、心身ともにしっかりと休める場であってほしいのである。そうして少しずつ、外海でもひと休みできる場所を作ってくれればよい。