珠玉。

先週今週と幼稚園は年度始めのため、数日の休みがあった。妻が2日ほど仕事を休んでくれたのだが、さすがにずっと休むわけにもいかないので、昔通っていた保育園に預かってもらう。そういうわけで、以前のように自転車で30分かけて通うことになる。


通い慣れた道も、久しぶりに走ってみるとまた新しい発見がある。知らないうちにお店が新しくなっていたり、工事が入っていたり。そして、この場所ではもう何度も書いていることなのだが、息子を後部座席に乗せて会話をしながら走るのは本当に楽しい。いつか、寿命が尽きる時が来たら、真っ先に思い出すのはこの時間なんだろう、と思うくらいに珠玉の時間である。この季節は朝の太陽の光が心地よくてなおのこと多幸感がある。


小学校に上がってしまえば、もうこの離れた保育園に通うこともなくなるのだ。そう思うと、まだ2年の時間があるのに、名残惜しくなってくる。