令和。

意外に早く?復帰。


身の回りでいろんなことがあるうちに、新元号が発表になった。違和感を感じたのは最初の一瞬だけで、すぐに、新しい時代を感じられるいい名称だなと思った。


普段元号なんてそんなに使うこともなくて、西暦を使ったほうがシンプルで楽じゃないかと思うことも多々あるのだが、今回の改元の諸々を経て、元号は思った以上に人々の心理に働きかけ、時代を形づくっていくものだなあと感じるに至った。それもこれも、新しい元号に込められた意味が、とても良いものであったからだろう。昭和という時代、平成という時代にうまく区切りをつけて、さあ新しい日本の時代を作っていくんだ、という気持ちを、誰もが持つことができたに違いない。


「言魂」とはよく言ったもので、元号ひとつで、この国の向かっていく方向も変わっていくのだと思う。この国が、精神性で世界をリードしていくような、次の元号の御世はそんな時代になってほしい。