教わる。

社会人になってこのかた、ずっと上の世代の人に可愛がってもらう日々であった。我ながら、可愛いがられるタイプだと自認しているし、そのポジションを狙いにいったフシも大いにあるのだが、ここ数ヶ月くらいで、そこから少し方向転換しようかという兆しが出てきた。自分よりも下の世代の人のところに飛び込んで、彼ら彼女らにも教えを乞おうという気持ちになってきたのである。


もちろん、上の世代の人たちと接して学ぶこともあるのだが、下の世代の人たちから教わることのほうが濃密なのである。下の世代の人たちと付き合うと、おカネもたくさん出ていくことになる(逆に上の世代と付き合っていると財布を開くことは全然ない)のだが、それと引き換えに得るものは大きい。そのあたり、上手いことトレードオフになるようにできているのである。


これからも成長を止めたくないのであれば、意識して若い人のところに飛び込まなければならない。いつまでも、新しいことにチャレンジするみずみずしさを失ってはいけないものだと思う。