2014。

「ごっつ」と言うと、1990年代のあの頃、ネクラな部類に属する男子中学生ならば、その時間を心待ちにしていたはずだ。ダウンタウンのごっつええ感じの、ちょっと倒錯した感じのコントは、思春期の少年の心をわしづかみにしていた。

パロディものも面白いのだが、いま振り返っても1番衝撃的なのは、「2014」というコントである。1994年のコントで、20年後の2014年に、すっかり頭も禿げあがり、人気もなくなったダウンタウンが仕事を増やしてくれとそれとなくマネジャーにせっつくような内容なのだが、当時は自分自身の未来をもパロディにする斬新さに驚くばかりだった。

そしてそこから20年が経って、さていまのダウンタウンの人気はどうだろうか。コントの世界から退いてもう20年になろうとするいまも、形を変えながらまだ第一線にいる。そして「2014」と比べると老けていない(むしろ24年前とほとんど見かけは変わらない)。時空を超えて唸らされるのである。