マラソン。
9月にはいって大学時代の友だちと食事する機会があった。まあ長年にわたっていろいろ世話になっている真面目な奴である。
僕と違って彼はもうマネジメントの職にある。僕自身もここ数年はうだうだと悩んでいることもあるが、それは全部プレーヤーレベルでの世界での悩みである(たとえ全社的な視点だとしても)。プレーヤーレベルと、実際に部下を持ってマネジメントしている立場での悩みはやはり性質が違う。
仕事のことも、家族のことも悩みを数えればきりはないのだけれども、そんな人生にも霧の晴れ間のように素晴らしい瞬間が訪れるものだ。そして、場所や立場は違っても、お互いそれぞれの持ち場で日々奮闘し続けているのだ。
社会人生活も14年目。なかなか先の見えないマラソンを走り続けているような感覚にもなるけれど、たまには道草しながら、楽に走れる方法を模索しながら、距離を踏んでいきたい。