初夏。

いまの季節、子どもは汗びっしょりになって寝ていることが多い。特に髪の毛などはぐしょぐしょに濡れている。とはいえ、寝苦しそうな様子もなく、すやすやとねているので、子どもはこんなものなのかもしれない。

5月から薄手の布団に替えているのだが、子どもはほとんど布団をかぶっていない。僕はさすがに体幹が寒く感じるので、布団をかぶってはいるのだが、全身かぶってしまうと汗をかいてしまうので、手足は外に出して放熱できるようにしている。その日の気温と湿度によって外に出す部分を調整しているような感じだ。

子どもも大人も、誰に教わらなくとも、自分にとってちょうど良い眠り方を自然に心得るようになる。もうすぐまた暑い夏がやってくる。たっぷり汗をかいて、たっぷり水分を摂って、体調を崩すことなく乗り切りたい。

朝方目が覚めて子どもの頭をなでると汗はひいている。窓の外が白みはじめると、鳥の声が聞こえてくるようになる。ギラギラと日差しが照りつける前に行動開始だ。