修行。

保育園の送りのときに、珍しく息子がぐずった。自転車の後部座席から降りようとしない。最近になって定時に出勤しないと、というプレッシャーがあるので、時計とにらめっこしてしまう。

ある程度(2,3分)は寛容に待ったのだが、らちがあかなかったので、無理やりに引きはがして保育園内に連れていく。当然泣きわめくので、ただならぬ状態での登園になる。こういうことは珍しいので、保育園の先生も驚いて駆けつけてくれる。

さすがに保育園の先生はプロで、なだめすかしてくれる。感謝の念を抱きつつ、着替えなどのセットをさっと済ませる。園を出るころには機嫌が落ち着いてきたようで、さようならのタッチをしてくれる。

園を出てひと息つくまもなく駅に向かって走り出す。ギリギリで電車に乗り込む。乗り換え駅で人ごみにもまれて、ほうほうのていで会社最寄り駅にたどり着く。

いつもいつもこんなに大変なわけではないけれど、こういう日々もあと2ヶ月で終わりだ。しんどかった思い出も、懐かしく美しい思い出に変わるのだろうな、と思っている。