厄除け。

昨日は寒川神社まで厄除けに。厄除けなんて生まれて初めてである。20代の本厄の時もたいしてなにもしなかったはずだ。それでいてなんとか今までやってきたのだから、これまでも神さま仏さまのご加護があったに違いない。

最近これまでの自分の行動を正さざるを得ないようなことが続いている。正直なところ、そんな変化を窮屈だなあと思う気持ちもあるが、たぶんそれは、これからも今のままのスタイルで行動し続けるとどこかで落とし穴にハマるぞ、という神さま仏さまからの思し召しなのだと強く思う。だから、これに逆らわずに正すべきところは正さなければならぬと思うのだ。

去年も鶴岡八幡宮での厄除けの様子は見ていたのだが、寒川神社の厄除けはさらに本格的なものであった。装束を羽織って本殿に立つと、自然と身が引き締まり、自分の来し方を振り返るような心持ちになった。厄除けとは、一方的に神さま仏さまに護ってもらう、というよりは、自らの身を正すことで、身を滅ぼすような事象から遠ざかることそのものなのだと思う。いい厄除けの機会になった。