あて名書き。

12月の声を聞くと、年賀状をいつ書こうかとそわそわする。残りの営業日、年内に片付けておかねばならない仕事を指折り数えながら、その合間にどこで時間を捻出しようかと考える。


今回は、空港で思わぬ空き時間ができたので、ラウンジであて名書き、メッセージ書きに勤しむ。年賀状のプリント自体は、いつも11月のうちに済ませておく。プリントの注文と書きものであわせて2-3時間もあれば済む作業なのだが、これを終わらせると、いよいよ年末だなあ、という気持ちにもなるし、毎年年賀状をやり取りする人と今年は会えたなあ、ずいぶん会えていないけれども元気にしたるだろうか、などといろんなことを思い出す契機になる。


facebookなどもあるし、毎年ほんの少しずつ年賀状の枚数は減らし続けているのだけれども、完全に止めることはないだろうし、自分自身にとっても大切な作業になっている。 


冬の柔らかい日差しを浴びて、サインペンを走らせる。