電子タバコ。

プルームテックやアイコスなどの、電子タバコを吸う人が増えた。地方ではまだまだなのかもしれないが、都内のサラリーマンに限ってはもはや3割から半分くらいの人が紙巻きタバコを手放したのではないだろうか。充電待ちのために2台持ちの人もよく見かける。

ヤニの臭いが消えるのはいいことではあるが、一方で僕は電子タバコの臭いも好きではない。というか、アレルギーなんではないかと最近思うようになってきた。

若かりし頃僕は中東やアフリカで吸ったシーシャ(水タバコ)が好きで、社会人になってからも梅田や下北沢でよく吸っていたのだが、ある時から僕の身体がシーシャを受け付けなくなった。シーシャを吸って小田急線に乗ったところ、たちまち目の前がチカチカして寒気が全身を襲ってきたのである。あれ以来、僕はシーシャを吸っていない。

電子タバコの臭いは、シーシャのそれに近いものがある。さすがに臭いとしては弱めで、吸わせてもらってもクラクラくることはないのだが、副流煙などを吸うとその日1日は気分が良くなかったりする。やっかいな時代になったもんだ、と思う。