10年という時間、マーケット。

GW後半は実家を拠点にしていたので、実家で購読している毎日新聞を、毎朝開いていた。もう物心ついてから実家を離れてからの年数の方が長くなりそうなのだけど、毎日新聞を読むとなぜかルーティンをこなすようで心が落ち着く。

折り込みのチラシに目がいく。昔よりも不動産関連のチラシが顕著に増えた。地元の不動産会社から、大手財閥系の仲介会社まで、中古マンションや新築のミニ開発戸建てを中心とした内容のチラシが多い。

中身を見ると、昔のイメージよりもずいぶんと上がっていることに気づく。中古マンションは軒並み分譲価を上回っている。USJ近くの某マンションなどは、10年近く前のリーマン直後に投げ売りされていた時の倍近い価格がついていて、驚くばかりだ。

リーマン直後が割安すぎたのか、今が割高なのかと言うと、当時が割安すぎたということなのだろう。マーケットの流れは本当にわからない。ただ、マーケットが総悲観の波に押されそうなときにチャンスがくるのは確かではあるが。