失くし癖。
昨日の夕方、ふと財布をどこに置いたのか分からなくなってしまい慌てるという一幕があった。家のなかで心あたりのある場所を探しても見つからない。落ち着いて最後に財布を使った時のことを思い出し、最終的にはベッドの脇に積まれた絵本の山の下から見つけだして事なきを得た。
財布を失くしたことはここ15年以上ないが、財布を失くしたんじゃないか、と肝を冷やす機会はそれこそ月に一度くらいのペースで遭遇する。たいていは10分くらいで見つかりことなきを得るのだが、2年に1回くらいは外で落としている。驚くべきことにそれでも交番に届けられており、手元に帰ってくる。あまりに頻繁に財布を失くしかけるものだから、中には必要最低限の現金とカードしか入れないようにしている。我ながら、この手のおっちょこちょいさ加減にはため息が出る。
そんなこともあって、家のなかでは財布に限らずあらゆるものについて、置き場所を決めるように妻から言われている。果たしてこれで失くし癖が治るかはわからないが。。