仕事を早引けして保育園のお別れ会へ。うちの子は今年卒園するわけでもなく、進級するだけなのだが、それでもかなりうるっときてしまった。来年はおそらく卒園・転園になるので、泣いてしまうかもしれない。
お別れ会の風景を見ながら、息子も大きくなったなぁ、という月並みな思いが湧き上がってくる。たぶんこれからも何度も、同じことを思うのだろう。そして、あまりにも時間が速く過ぎ去ってしまうことを悔やむのだろう。
くしくも昨日は、「おかあさんといっしょ」のだいすけお兄さんも卒業であった。近ごろは感慨にふける間もなく、いろんなこととの別れが訪れる。若かりし頃は人生には出会いのほうが多かったのが、これからは徐々に別れのほうが増えていくのかもしれない。せめて、ひとつひとつのものごとと、丁寧にお別れできるくらいの余裕をもって、生きていきたい。
この3月もいろいろな別れがあった。4月になればまた新しい出会いもあるもんだが、しばらくは別れの余韻に浸っていたい気もする。
