長時間労働。

月に一度くらい、残務処理もろもろでこのくらいの時間にオフィスを出ることになる。普段は出張でもなければ基本的に定時でそそくさと帰るので、たまにはこの時間まで仕事をするのも仕方ないと割り切っている。

はっきりと短時間労働に切り替えたのはもう5年くらい前だろうか。今から思えばそれまでは相当だらだらと仕事をしていた。1人暮らしをしていた頃は早く帰宅してもやることがないし、結婚してからもしばらくは妻の帰宅が遅いことが多かったので、当たり前のように深夜に帰宅をしていた。身体のサイクルも長時間労働に合わせて作られていた。精神的にプレッシャーのかかるポジションではなかったので、健康を損なうことなく働けていたのは幸いと言うべきか。

今ではすっかり短時間労働に身体が慣れてしまったので、今夜のように遅い帰宅になると変にテンションが上がってしまう。たとえ、嵐のような繁忙期がやってきたとしても、もう僕は長時間労働だけはしないのだと固く心に決めている。