医療費。

全くピークらしからぬ進行のまま、いちおうのピークシーズンである9月も半分が過ぎようとしている。時間がゆっくりと流れているのは良いことだけれども、仕事の成果としては散々である。普段なら心地よい秋風も、今年ばかりは首もとが寒く感じられる笑。

★★★

最近のニュースのなかでは、医療費の増加が気になる。昨年の国の医療費は前年比プラス3.8%の41兆円だそうだ。想像のつかない額なのでなんとも言えないが、高齢化が1番の理由でもないようで、最大の要因は高額な薬剤の使用が急激に増えたことだそうだ。

もはや社会福祉は残り少ない米びつに手を突っ込んで早い者勝ち、というような様相になっている。しかし、国もこの状況に対して手は打ってくるはずだ。一度風向きが変われば、医療費制度には大きくメスが入ってくるだろう。どこにメスが入れられるか、という部分をめぐって既に壮絶な駆け引きがはじまっているようにも見える。

医療費制度のシステムは派手に壊れていくだろうか、緩慢な安楽死に至るだろうか、それとも鮮やかな蘇生を果たすだろうか。