東京と少子化。

週末、珍しく都心にお出かけ。新宿でランチを食べて、伊勢丹で買い物をして、サザンテラスから電車を眺めてきた。息子は大喜びで、電車が通るたびに「あっ!」と叫びながら指を差す。普段は買い物といえば家の近くや郊外のモールに行ってしまうので、新鮮な感覚だ。

都心に出て思うのは、街ゆく人に子ども連れが少ないな、ということ。郊外にいれば同世代の家族連れはまず子連れなので、違和感を感じる。それだけ、多様な生き方をする人が集まっていることなのだろうけど。

少子化と言われるけど、その根源は都心部にあるのは間違いない。東京という街が全国から若者を吸い寄せて、出生率を低く押し下げている。それが悪いことだと言い切ることもできないけど、あと十数年後の東京にそのような現状のツケがまわってくるのはもはや回避できない問題だと思う。今さらどうしようもないことではあるので、東京は少子化と人口減少を受け入れて、進んでいくしかないのだが。