あの頃のめちゃイケ。

めちゃイケの打ち切りがついに囁かれているようだ。20周年を迎える今年の10月までなんとか持ってほしいという思いもあるが、このままダラダラ続けるよりは、春で打ち切りというのも潔いのかもしれない。とはいえ、一時代を築いた番組でもあるので、新庄剛志のラストシーズンのように、半年後を最終回と定めて、もう一度アクセルを踏みなおして番組のフィナーレを作り上げていく、なんていう展開になれば良いのに、と勝手に妄想してみたりもする。

なんだかんだ言って、僕はめちゃイケがすごく好きだった。岡村隆史がいろんなことにチャレンジしていく姿も、よゐこ2人の(それぞれ方向性の違う)ぶっ飛びっぷりも、加藤浩次の狂犬っぷりと山本圭壱の演技力の高さも、なにもかもに若い頃の僕は憧れ、力をもらっていた。それぞれが歳を取り、方向性が変わってきたり、身体を張らないポジションになってきたのは寂しくもあり、致し方ないと思う面もある。それでも、フィナーレまでにもう一度昔の輝きを見せてほしいと願うのは贅沢だろうか。