家族でリゾナーレ八ヶ岳に旅行。なにからなにまで赤ちゃん連れに優しいホテルで、客層も8割以上が子連れか赤ちゃん連れだった。食事のテーブルのいたるところにベビービョルンのエプロンとストッケの椅子がセットされているさまは壮観だ。
こちらには大きな屋内プールもある。窓の外に雪が残るなかで温水プールに浸かるのはなんだか不思議な気分だ。息子にとっては久しぶりの水あそびだったが、さすがに水深のあるプールは怖かったらしく、腰が引けていた。プールの他にも、ソリ遊びができる斜面があり、こちらはたいそう楽しんでいた。
個人的に1番気に入ったのは夜の時間。森に囲まれた静かな立地で、子連れが多いだけあって夜は早い時間から静かになる。窓からぼんやりとオレンジの街路灯を眺めていると、日頃の緊張が解けて、心がとろけるような感覚に陥った。心の赴くままに、外に出かけ、まだ少し残る焚き火の炎を眺めていると、この間亡くなったおばあちゃんと交信できるような気がした。
